連載コラム
ORGANIC COTTON
個性を感じて
生地の検品では、色ムラや織りキズ、風合いの違いなどを目視と触感で確認します。日本の基準は比較的厳しく、使う上では問題がなくても「製品としては出せない」と判断されて廃棄になることも少なくありません。原料の綿が農産物である以上、個体差は避けられないのが現実です。すべてが均一であることだけを求めず、素材の個性として受け止めると、無駄を減らす選択肢も広がり、作り手と使い手の距離が少し近づくかもしれません。
